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野球をしながら働くことはできる?
両立の方法と会社選びのポイント

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目次
この記事でわかること
  • 社会人になっても
    野球を続けられるのか、その実態
  • 「野球しながら働く」を
    叶える4つの方法
  • 「実業団」と「会社の野球部」の
    違い
  • 野球を続けやすい会社を
    見極める4つのポイント

「大学を卒業したら、野球は今度こそ本当に終わりなのかもしれない。」

体育会の野球部で学生時代を過ごしてきた方の中には、就活を進めながら、そんな寂しさを感じている方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、社会人でも野球を続けている人は大勢います。
ただしその続け方にはいくつかの種類があり、自分に合った方法や会社を選べるかどうかで、野球との向き合い方は大きく変わってきます。

この記事では、「野球しながら働く」を実現する具体的な方法と、就活で確認しておきたいポイントを整理してご紹介します。

そもそも、社会人になっても
野球は続けられるのか

「就職=野球引退」というイメージを持っている方も多いかもしれません。まずは、その前提から見直していきましょう。

結論:野球を続ける社会人は
数多く存在する

社会人になってから野球を続ける主な選択肢としては、次の3種類があります。

大学の部活動を引退したあとも、形を変えて野球を続けている社会人は、想像以上にたくさんいます。

もちろん全員が実業団選手として活躍しているわけではなく、本気で勝利を目指すチームから、週末にリフレッシュとして汗を流す人まで、その関わり方はさまざまです。

「プロを目指す野球」と
「働きながら楽しむ野球」は分けて考える

「野球を続ける」と聞くと、都市対抗野球で活躍する実業団選手の姿を思い浮かべる方も多いはずです。しかし、社会人になってからの野球との関わり方は、大きく2つに分けられます。

この2つを分けずに「野球を続ける=プロ級の実力が必要」と考えてしまうと、本来は十分に両立できるはずの道まで、選択肢の外に置いてしまいかねません。
まずは自分がどちらを軸にしたいのかを、早めに整理しておくことが大切です。

「野球しながら働く」を
叶える4つの方法

働きながら野球を続ける方法は、大きく4つに分けられます。それぞれの特徴を、表で比較してみましょう。

方法採用・加入のされ方費用・給与レベル感
①実業団(企業チーム)選手として企業に採用される会社から給与が支給される都市対抗野球レベル。狭き門
②クラブチーム有志のチームに個人で加入道具代・運営費は基本自己負担実業団ほどではないが本格的
③会社の野球部・同好会一般の新卒採用枠で入社会社が一部費用を負担する場合も未経験〜経験者まで幅広い
④草野球・地域チーム友人・同僚と結成、または個人加入基本自己負担気軽に楽しむレベル

①実業団(企業チーム)でプレーする

実業団は、企業と契約を結ぶ社員選手として野球を続ける方法です。日本野球連盟の規約では、勝利給や契約金などの報酬を受け取らないことが条件とされており、あくまで「会社員」という立場で給与を受け取りながらプレーします。
正社員として雇用されていれば、引退後もそのまま社業に専念できるケースが多く、プロ野球選手と比べてセカンドキャリアが安定しやすい特徴があります。

一方で、実業団の枠は企業ごとに限られており、強豪大学で主軸として活躍してきたレベルの実力がなければ、選手として声がかかることはまずありません。

②クラブチームに所属して続ける

クラブチームは、企業に属さない有志のチームです。近年は企業チームが減少する一方、クラブチームは増加傾向にあると言われており、都市対抗野球大会や全日本クラブ野球選手権大会など、企業チームと同じ舞台を目指すチームも多く存在します。

ただし実業団と違い、運営費や道具代は基本的に自己負担です。専用球場を持たないチームも多く、練習場所の確保に苦労する場面も少なくありません。

③一般企業に就職し、
会社の野球部・同好会で続ける

実業団のように選手として採用されるのではなく、一般の新卒採用枠で企業に就職し、その会社の野球部や同好会活動として野球を続ける方法です。福利厚生の一環として野球部を設けている企業は一定数存在し、平日は通常業務、就業後や週末に部活動というスタイルが中心になります。

学生時代の実績だけで合否が決まるわけではないため、実業団を目指すほどの実力がなくても、仲間とチームスポーツとしての野球を続けられるのが大きな魅力です。この記事の後半でも、この方法を中心に会社選びのポイントを紹介していきます。

④草野球・地域チームで趣味として続ける

会社の枠組みにとらわれず、草野球チームや地域のクラブに参加する方法です。同僚や友人を誘って新たにチームを立ち上げる方法もあれば、既存の地域チームに個人で加入する方法もあります。

年齢や職業の壁を越えて「野球」でつながれることが魅力ですが、道具代やグラウンド代は自己負担が基本で、チーム運営の手間が発生することもあります。「勝敗にこだわらず、まず野球を楽しむ時間を持ち続けたい」という方に向いている選択肢です。

就活生が誤解しやすい
「実業団」と「会社の野球部」の違い

前の章で紹介した①③の中でも、特に混同されやすいのが「実業団」と「福利厚生としての野球部」です。この違いを理解しておくと、会社選びの視野がぐっと広がります。

項目実業団会社の野球部・同好会
採用のされ方選手として採用される一般の新卒採用枠で入社
必要な実力レベル全国大会レベル・強豪校での実力や実績が前提実績は問われないことが多い
日々の働き方練習や試合のため、勤務スケジュールが変則的になりやすい基本は業務優先(活動は終業後や休日がメイン)
向いている人本気でプロ・実業団を目指す人仕事を軸にしつつ野球も続けたい人

多くの体育会学生にとって、実業団は憧れであると同時に誰もが目指せるわけではない狭き門です。
一方、「福利厚生としての野球部」であれば、通常の就活プロセスの中で出会える可能性があります。

求人票や採用ページの社内制度欄に「部活動」「クラブ活動」の記載があるかを確認したり、OB・OG訪問で「実際に競技を続けている先輩がいるか」を尋ねたりすることが、こうした企業を見つける第一歩になります。

野球を続けながら働ける会社を
見極める4つのチェックポイント

「会社の野球部で続ける」を選択肢に入れるなら、以下の4点を就活の中で確認しておきましょう。

①野球部・同好会の活動実績と活動頻度

試合結果や大会成績、創部からの年数を確認し、活動の本気度を確認しましょう。週1回なのか、平日も含めた頻度なのかで、生活への負担も変わります。

②残業時間や転勤の有無

残業が多い会社では練習に参加する余裕自体が持ちにくくなります。転勤が多い会社では、チームに馴染んでも異動のたびにゼロからのスタートになりがちです。

③道具・遠征費用のサポート体制

バットやグローブなどの用品代、遠征の交通費・宿泊費を会社がどこまで負担してくれるかは、無理なく続けられるかを左右する重要なポイントです。

④実際に両立している先輩社員の有無

制度があっても、実際に続けている社員がいなければ意味がありません。「入社何年目の方が、どのくらい続けているか」を、説明会やOB・OG訪問で具体的に聞いてみましょう。

数字や制度の説明だけで判断せず、実際に働いている社員の生の声を聞くことが、入社後のミスマッチを防ぐ一番の近道です。

「野球しながら働く」を実現している
企業の例:
ダイワコーポレーション

ここまで紹介したポイントを、実際に体現している企業の一例として、総合物流企業のダイワコーポレーションを紹介します。

項目内容
拠点・転勤東京・神奈川・千葉・埼玉
※主な勤務地は東京・神奈川。大きな転勤は基本的になし
平均残業時間月15時間ほど(全職種平均20.6時間/2026年7月調査時点)
野球部創設2017年、福利厚生の一環として創設(軟式野球部)
野球部の実績・2025年 国民スポーツ大会 神奈川県予選 準優勝
・2022年 天皇賜杯 全日本軟式野球大会 神奈川県予選 準優勝
活動頻度週1回、土日いずれか
※大会前は終業後の練習や土日両方活動の場合あり

転勤が少なく、残業時間も短いという働き方は、まさに「野球を続けながら働く」ための下地が整っている環境です。
さらに軟式野球部は、2021年から少年野球大会「ベイサイドカップ」を運営するなど、地域貢献活動にも積極的です。同社は横浜DeNAベイスターズへの協賛も行っており、福利厚生という枠を超えて本気で野球に取り組む社風がうかがえます。

実際に、杏林大学で硬式野球部に所属していたM.Kさんは、大学卒業後もプロを目指してトライアウトを受け続けた末にダイワコーポレーションへ入社し、10年間、現場で働きながら軟式野球部での活動を続けています。

現在はサブリーダー(副所長)として営業所のマネジメントに携わりながら、チーム最年長として若手にプレーする姿を見せ続けているといいます。「周りを見る力やコミュニケーション能力は、仕事でも野球でも必須なので、相乗効果はある」と語るM.Kさんの姿は、仕事と野球を両立させることが十分に可能であることを物語っています。

サイト監修

株式会社ダイワコーポレーション

ダイワコーポレーションは、商品の保管・加工から発送代行までを一気通貫で請け負う総合物流企業です。創業75年の歴史を持ち、首都圏湾岸エリアを中心に顧客事業を支えています。
若手主導の「和く和くプロジェクト」など、人を大切にする社風が特徴。
体育会出身の学生を積極採用しており、部活で培ったスキルをビジネスの場で開花できる環境が整っています。

※2026年6月調査時点の情報です。
※参照元:ダイワコーポレーション公式採用HP(https://saiyou.daiwacorporation.co.jp/culture/welfare/